2005.06.15

本田透さんのサイト「しろはた」にさまよいこんで

4861990025電波男
本田 透
三才ブックス 2005-03-12

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「電波男」の著者本田透さんのサイトしろはたに一年以上前に何もしらず、迷い込んだ事があります。それは、私が、坂口尚ファンサイトの管理人で、坂口尚情報をさがしていたからです。

ヒゲメガネ名鑑

手塚治虫氏が、キスシーンを描いて、亡国主義者といわれていたりといった記事はついついそうだよねぇとうなずきたくなりましたが、1973年倒産の虫プロ出身有名人に

虫プロには後に有名になるスタッフが集まったようで、 りんたろう、真崎守、出崎統、杉野昭夫、富野喜幸、高橋良輔、 安彦良和、坂口尚、寺沢武一、石坂啓などが所属

とありました。

石坂啓 1956年生まれ
1978年手塚治虫氏に師事。翌年月刊マンガ少年誌で、「下北なあなあイズム」でデビュー。
1978年から約1年間手塚プロ漫画部のアシスタントだった事が手元の雑誌で確認できました。虫プロ出身にしてはデビュー時期といい石坂啓さんの年齢があわないと思っていましたので。
たぶん投稿された方の勘違いで、本田透さんはそのまま記事を掲載してしまったのでしょうね。

それにしても、私なりには過程が面白かったです。
検索で坂口尚情報を求めていたら、本田透さんのサイトにさまよい込む→何もしらない→あちこちで電波男の書評を目にし本田透さんの名を意識しはじめる→一度さまよい込んだサイトに再訪してみたらそこは本田透さんのサイトだった。

本田透氏のプロフィールはこちら

本田透氏の「電波男」については、白拍子泰彦さんのレビュー本田透「電波男」 風が吹く場所が興味深いです。なんと「電波男」の記事なのに坂口尚と絡めたレビューに仕上がっています。

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2005.03.27

吾妻ひでお 失踪日記増刷後も品薄?

失踪日記icon

失踪日記/吾妻ひでおicon

上記リンクはセブンアンドワイです。2刷がでたというのに、オンライン書店bk1は増刷された2刷入荷直後取り扱い不可に一度なり、セブンアンドワイも取り寄せ表示になってしまい、増刷してもまだ足りない状態だったようですね。
どうやら、2刷を増刷後それもほとんど売れてしまい、第3刷にはいるそうです。
情報元 たけくまメモ

『失踪日記』読みました。で、大塚英志プロデュースComic新現実Vol.3吾妻ひでおの「現在」も読みました。これはあわせて読みたい本ですね。

Comic 新現実 Vol.3 (単行本コミックス)
Comic 新現実 Vol.3 (単行本コミックス)大塚 英志

角川書店 2005-02-25
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star吾妻ひでおファンなら表紙で買ってしまう
starまんがはこわい
star『趣都の誕生』がボコボコにされてる!

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↑ 新刊はもうなさそうなのですが、amazonマーケットプレイスにはでているようなのでリンクしておきます。

「ガス屋のガス公」吾妻ひでおさんが配管工をやっていた時に投稿した作品についての社内報は、Comic新現実Vol.3吾妻ひでおの現在でしかよめません。

この本まで品薄になるとはなぁと、現在、坂口尚ファンサイトとして応援している、チクマ秀版社の新刊本(4月中旬発売予定)も、印刷が間に合わないという嬉しい悲鳴状態にならないものかと画策中です。まぁ、ほとんど売れそうにないので、ご支援ください。
坂口尚SF作品集−月光シャワー
上記リンク先にて作品紹介と予約も受付ています。
吾妻ひでおさんとおなじく、劇画アリスにもおそらくは亀和田さんのさそいで執筆していた坂口尚さん。いまでは「石の花」「あっかんべェ一休」しか読んでいないという方が多い。

まぁチクマ秀版社の本が価格が高めという事もたぶん関係しているのだと思うのだけれど、自社マンガ雑誌で広告を打てない出版社でマンガ作品を刊行するのは大変だし、なにより売れ線の作品でないものをあえて出版しているので、価格にどうしても跳ね返ってきてしまう。
P.S
つい昨日あたりに、bk1書評『石の花第5巻』を書きました。
よろしければご一読ください。おもに、ネット上での坂口尚作品の紹介が石の花だという事にふれて後は短編作品とからめたもの。寝ぼけて書いたため、文章がもたついてます(^^;。

またいろいろなブログサイトにトラックバックを送信しました。坂口尚であったり吾妻ひでおであったりしています。
よろしければ、トラックバック返しでもしていただければ幸いです。

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2005.03.21

坂口尚 帰ってきたウルトラマン

4093874824ウルトラ博物館 (学年別学習雑誌で見る昭和子どもクロニクル)
秋山 哲茂
小学館 2003-12

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>ウルトラ博物館
坂口尚がコミカライズした「帰って来たウルトラマン」の第一話も収録されています。
収録ページ数は、第一話分「8ページ」。これだけの為に、1,900円だして購入しましたが、この本の感想をちょこっと触れておきたいと思います。

bk1投稿書評より再掲

あっかんべェ一休」や「石の花」「坂口尚短編集」などで知られている坂口尚の「帰ってきたウルトラマン」が再録されていると聞き、あわてて購入した。

今回、この「ウルトラ博物館」に収録された事をよろこびたい。

購入動機は「坂口尚ファンだから」だったが、B5サイズで小学館の学年誌掲載記事のインクの色や雰囲気も再現した再録をながめているだけでも、懐かしくなってくる本だったので、1900円は高いかもしれないと思っていたが、それだけの価値はある本だと実際に手にしてみて思った一冊。

--------- 書評再掲ここまで ---------
なぜ急に坂口尚のウルトラマンについてブログで触れようと思ったのか。実は、たけくまメモ: 【業務連絡】どうやら『失踪日記』が…のコメント欄に書き込んだ記事にレスが付き、竹熊健太郎氏は、生前の坂口尚氏と一緒にお酒を飲まれている事がわかり、そこで、坂口尚さんに小学館学年誌掲載の帰ってきたウルトラマンの話題だすと坂口尚さんが苦笑されていたという。
竹熊健太郎(たけくま)氏は坂口尚さんとあっていたのかーという驚きがありましたが、氏のプロフィールをみれば当然なのかもしれません。

ウルトラ博物館」に収録されていない第3話よりヒトコマだけ画像を掲載しておきます。初出1971年 小学5年生6月号(小学館)

urutoraman縮小表示されています。画像クリックで拡大表示。
坂口尚のウルトラマンについて、最初に坂口尚ファンサイト坂口尚氏の小部屋掲示板で話題がでたのは、2000.10.14 当時の掲示板ログはこちらみんなでその情報に驚いたものでした。それからです。有志で国会図書館に出向いたのは。原画も坂口家にないですし、なによりご家族の誰も知らなかったという事で、一部当時の読者か、かなりコアな層のみが坂口尚のウルトラマンを知っていた。

そんな感じなのかもしれません。

P.S
関連情報
坂口尚SF作品集「月光シャワー」チクマ秀版社刊。

総ページ数357ページ。サイズA5 2,625円(税込)4月中旬発売予定。

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2004.11.22

ブラックジャック

手塚治虫氏の代表的キャラクター「ブラックジャック」がアニメで初めて動いた作品は

1978年手塚プロダクション製作の

100万年地球の旅 バンダーブック
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star手塚復権の記念碑的作品。

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が最初でしたが、この時はブラックジャックの原画部分だけは手塚治虫氏御本人が描かれていたようです。手塚御大が原画まで描いたアニメ作品というわけです。そして、作画監督は坂口尚

「バンダーブック」製作の際の修羅場では手塚先生と坂口尚さんとの確執もあったりしたそうですが、他にもちょっとした事があります。それは、髪型。

坂口尚作品には、「ウルフガイ」というマンガ作品があるのですが、「ウルフガイ」に登場する坂口尚が描いた「犬神明」の髪型と「ブラックジャック」の髪型がほとんど同じだという事です。

ちなみに、「ウルフガイ」の連載のほうが、「ブラックジャック」より先でしたので、手塚氏が坂口氏のデザインした「ウルフガイ」「犬神明」の髪型をマネしたのではないかという説もあったりします。

さて今回なんでこんな記事を書いているかというと、よみうりテレビ系列で放映が始まった「テレビアニメブラックジャック」についての記事を、ネット上の知人井伊甜喜さんのブログ「甜喜脳」で読んだ後、あれこれ考えていたらこんな記事になってしまいました。

漫画版「ブラックジャック」は秋田書店チャンピオンコミックスで全巻持っている私。
実は、「ブラックジャック」のファンだったりなどしますが、今回のテレビアニメは、気がついたら観る程度でしたので早速毎週録画予約にしておきました(^^;)。

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2004.04.27

坂口尚短編集(3)闇の箱

坂口尚短編集3闇の箱

坂口尚ファンサイト 坂口尚氏の小部屋や、オンライン書店bk1への書評投稿等で、なんとか、この本を紹介して広めようとして、COM時代の短編「SERIES霧の中」のデビュー作を含む短編を収録している事をつい強調してしまい、肝心の「闇の箱」という作品の紹介が不十分だったように今になって思う。

■書影

jo.JPG

この下の文は、坂口尚ファンサイトを運営している関係で、書かせてもらったもの。
この文も結局「闇の箱」というオムニバス短編作品がどのような作品なのかわかりにくい形になってしまった。

また、表紙に使われている窓にかかっている「風車」はこの本に入っていない別な作品短編「風車」からのカットなので、「闇の箱」という本には一体どんな絵柄の作品が入っているのだろう?どのような作品なのだろう?

オンライン書店では、書影はこのカバー部分のみだし、書店店頭でもビニールパックされた状態では、買う側はどんな絵が中にはいっているのかわからない為か「闇の箱」は「坂口尚短編集」の中でもあまり売れ行きが芳しくないとチクマ秀版社の担当の方からは聞いている。

なぜ、短編「風車」のカットを使ったのかと聞いてみると

■カバーを外した下にあるカラーイラスト↓

utihyoushi.JPG

このイラストが風車(かざぐるま)のイラストなのであわせたかったという事で、地味な装丁でもあるので、せめて、「表紙カバー」に「闇の箱」からのワンカットが入っていたならとも思う。

劇画アリス掲載作品、その後いつのまにか坂口尚さんが改稿していた「闇の箱」の紹介は、奇想天外社の単行本でいえば「たつまきを売る老人」坂口尚短編集でいえば「午后の風」bk1に近い絵柄の作品だという事ももっと強調するべきだったのかも。

登場する少年「ル」の掲載されている扉絵より↓

x.JPG

劇画アリス掲載作品であるがゆえに、今でも雑誌は入手困難であり、読んだ方の感想に、「どうしてこんな作品がずっと出版されずにいたのだろう?」という声もあるわけで、やはり、「『闇の箱』はこんな作品です!」と紹介をもっとするべきだったし、特に「どんな絵が単行本に入っているのかわからない」からと敬遠されている方もいるようなので、この記事を作成してみました。

この文は、坂口尚氏の小部屋のサブコンテンツとしても書いてみました。

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2004.04.15

坂口尚 愛蔵版「石の花」全4巻 講談社

石の花 愛蔵版 1 (1)
石の花 愛蔵版 1 (1)坂口 尚

講談社 2002-11
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star第二次大戦中のユーゴを描いた希有なマンガ
starおもしろくはあるが漫画史的な価値はわからない

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愛蔵版「石の花」第1巻には、漫画家浦沢直樹氏の寄稿があり、「坂口尚」と「マンガニューウェーブ」について触れられている。

「マンガニューウェーブ」の時代というのは、1978年-1982年の数年間だと思う。
この時期に各マンガ評論誌情報誌が、「マンガニューウェーブ」はどこにいくのか?といった話題を記事として掲載していた事や、「マンガニューウェーブ」を表紙などにわざわざ記載したマンガ雑誌が確かにこの時期までは存在していたからだ。

おそらく浦沢直樹氏は、「マンガニューウェーブ」を掲げていたマイナーな雑誌。例えば月刊OUTを発行していたみのり書房の「Peke」や「コミックアゲイン」(短編連作 シリーズ午后の風)等で坂口尚作品とであったのだろう。

浦沢氏の寄稿にある、「マンガニューウェーブ」の小さな波?マイナー誌に掲載されていた坂口尚の作品に感銘をうけたというそれらの短編は

「坂口尚短編集1 午后の風」bk1

に収録されているので、「石の花」との併読をおすすめしたい。

1980年代に「マンガニューウェーブ」の影響が世の中のマンガにもあらわれはじめた。マンガが変わろうとしていた。

という浦沢直樹氏の寄稿の趣旨は、マンガのルネッサンスともいえる自由なマンガ表現を追求してきた「マンガニューウェーブ」作家がメジャーな舞台にも登場しはじめたという意味であり、たとえば、大友克洋にしても、ストーリー展開を意識したものではない短編作品
単行本でいえば

「ショート・ピース」bk1

収録作品等を発表していた時代があったという意味合いなのだろうと思う。
この記事は、
▼愛蔵版「石の花」bk1投稿書評

を書いたあと、書き忘れたなぁと思った事、文字数制限の関係で書ききれなかった内容をまとめたものです。

P.S

WebPageでの「石の花」紹介コンテンツ

http://homepage3.nifty.com/stp/sakaguchi/fleur/index.htm

も気が向くようでしたらのぞいていただければ幸いです。

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